バスラ日誌 (2006年4月20日)
バスラ日誌 ( 4月20日 )
MND ( SE ) はもちろんテンポラリーな師団であり 、 各国軍からの軍人及び部隊が寄り集 まって成り立っている 。 師団司令部も例外ではなく 、 各国の軍人が司令部内での業務に従事し ている 。 各国の事情により勤務期間はそれぞれ違う
Dが 、 我々が ここパスラへ来て約3ヶ月 、 周りに見える顔も少しずつ変わってきている 。 我々が撤収する頃 には 、 我々が来た頃にいた人々はほとんど交代し 、 日本隊のメンバーは最古参になっているこ とだろう 。 ここですこし 、 その勤務交代のことについて触れると 、 概ね各人の申し送り期間は 3 ~ 4日であり 、 司令部の新着任者教育やIDの発行等 、 全体として必要な教育等の他は上 ・ 下番者のマン ・ ツー ・ マンでの申し送りとなる 。 OJT的なものはなく 、 申し送り期間が終わ れば 、 下帯者は自動的に本国へ帰る時期となり 、 上番者はそのまま業務に上番する 。 ただ 、 私 のいるJ9はかなり専門的な知識を必要とするため 、 CIMICの経験がない者は 、 それぞれ の担当に個別にブリーフィングを受けたりしている 。 人員の交代は返次に行われているが 、 こ れは勤務期間の違いだけではなく 、 作戦運用上の考慮もなされているのであろう 。 師団司令部 の人員が一挙に交代して 、 誰もが新人です何て事になったら 、 作戦は成り立たないだろう 。 そ の点 、 隷下部隊は部隊毎に交代しているので 、 やはり師団司令部 、 師団の頭脳というところが 特別なのだと思う 。 そんなことを考えつつ 、 一人 、 また一人と勤務終了者を送り出しているが 、 自分が送り出されるその時まで 、 日本隊の一部及び司令部の一部として有効に機能できるよう 努力していきたい 。
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本日快晴 。 バスラ3名 、 極めて健康 。
スミッティLO日々業務報告 ( 4月20日 )
1 警戒態勢等
「 変化なし
Threat Level
2 特記事項
( 1 ) 19日2355 、 キャンプ ・ スミッティーの南1 . 5kmにロケット着弾 ( 2 ) 20日0200頃 、 PJOC銃撃 、 負傷者等無し
3 本日の業務
( 1 ) 情報要求対応等
サマーワの治安情勢 、 デモ関連情報 、 英藤軍の情勢判断等 ( 2 ) 各種ミーティング等
英軍作戦会議参加
4 明日の予定
( 1 ) 情報要求対応等 | ( 2 ) 各種業務調整等 ( 3 ) 各種ミーティング等 明日の射撃訓練 RANGE1 : 森軍 ( 小火器 ) 0830 ~ 1200 RANGE2 : RANGE3 : 森軍 ( 小火器 、 塩発物等複合 ) 0700 ~ 1800
5 その他 ( 備考 )