バスラ日誌 (2006年4月15日)

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バスラ日誌 ( 4月15日 )

1 居住区には 、 VIPルームが3つある 。 バスラを訪問される方があるときには 、 この部屋を借りるのだ

が 、 何分3つしかないために 、 部屋を確保するにも早めの申し込みが必要である 。 もし 、 この部屋に空き がない時には 、 隣りの居住区のテント地区に泊まっていただくことになる 。 VIPルームといっても 、 我々が宿泊しているコンテナハウスと同じもので 、 ペットとロッカーがあるだけの質素な部屋である 。 ま た 、 清掃は全くといっていいほどなされず 、 日本隊が借りるたびに完璧に清掃をするので 、 その時だけき れいになるといった具合である 。 今日も 室長と を お迎えするために清掃を実施したが 、 前回

部員が来られたときとは違う部屋を割当てられたので 、 また大掃除となってしまった 。 さほど長い時 間を要したわけではないが 、 汗びっしょりになった 。 真夏の作業は適さないという某発言を思い出したが 、 「 やるときはやるのが自衛官である 。 ただ 、 熱中症には注意が必要かもしれない 。 2 地上移動では 「 ED等の脅威が高いため 、 航空機での移動が当然のようになっているが 、 これは英国軍 人にも悩みの種である 。 J - 9の

は 今週から3週間にわたり 、 3回の来訪者対応を行うことに なっている 。 ブリーフィングはもちろん 、 移動調整も彼の担当であり 、 我々と同様 、 J - 3の航空担当者 にヘリ輸送調整を行わなければならない 。 日本陸軍のでよろしく 、 量もこまめにJ - 3航 空担当のところに通い 、 調整している 。 以前からお伝えしているように 、 航空機の数に比して搭乗要請が 多く 、 なかなか要請通りにはいかないので 、

もイライラして 「 ファッ○ン 、 ヘリコプター 」 と 司令部でシャウトするような状況である 。 その反面 、 日本隊の要請はかなり優遇して頂いているが 、 これ からも要請に的確に応えられるよう 、 細やかな調整に努めたい 。 そのためにも 、 早期かつ正確な情報入手 が必要不可欠であるので 、 ご協力をお願いしたい 。 3 本日快晴 、 恐らくこちらに来てからの最高気温 、 暑し 。 バスラ9名 、 極めて健康 。

スミッティLO日々業務報告 ( 4月15日 )

警戒態勢等

変化なし 。

Threat Level

2 特記事項

3 本日の業務

( 1 ) 情報要求対応等

サマーワの治安情勢 、 デモ関連情報 、 英豪軍の情勢判断等 ( 2 ) 各種ミーティング等

英 ・ 豪軍作戦会議参加

4 明日の予定

( 1 ) 情報要求対応等 ( 2 ) 各種業務調整等 ( 3 ) 各種ミーティング等

5

その他 ( 備考 )

明日の射撃訓練 RANGE1 : 豪軍 ( 小火器 ) 0700 ~ 1200 RANGE2 : なし RANGE3 : 豪軍 ( 小火器 ) 0800 ~ 1600