バスラ日誌 (2006年4月14日)

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MND - SE管内の状況

バスラ日誌 ( 4月14日 )

1 一昨日の 「 DF攻撃に使用されたロケット弾の残骸 が司令部J3の部屋に運ばれてきたので写真を撮った 。 想像していたよりも大きなものであったが 、 爆発後に 弾体部分が飛散せず 、 めくれあがっているだけなので 、 さほど広い地域に破片効果を及ぼすものではないと思う 。 大きさを示すために横に煙草のボックスを置いてあるの で 、 概略の大きさはわかってもらえると思う 。 「 破片効果は少ないと思うが 、 アスファルト道に一昨日 の写真のような穴が開くわけだから 、 居住区の薄い屋根 では役には立たない 。 完全耐弾化が望ましいだろうが 、 費用対効果も計算されるのだろう 。 可能な限り迅速に対応し 、 被害を極限することで 、 それを補おうとし ているのだと思う 。 毎日 、 警報チェックが行われており 、 警備も厳しくなってきた 。 また 、 道路沿いには 避難用のコンクリート製ブロックが1週間ほど前に設置された 。

しかし 、 最近2週間内に5回の攻撃があり 、 1月からの合計も11回25発になった 。 宝くじに当たる ようなもので 、 どうしようもないが 、 我々も 、 可能な限り気をつけたいと思う 。 多国籍軍関係者を含めて 被害がでないことを祈っている 。

2 お隣は 、 相変わらずよくしゃべる 。 電話も多いし 、 特に声が大きいので困る 。 いい人なのだが 、 騒々し いのは何とかならないだろうか 。 救いは 、 彼の勤務時間が非常に短いことである 。

3 本日快晴 。 バスラ4名 、 極めて健康 。