バグダッド日誌 (2006年7月10日)

Responsive image

「 JAM Update : 10 July

I Assessment

| バグダッド 日 誌 ( 7月10日 )

○金さんの次 ? ? 英語で苦労していた の調整能力は最緒段階を迎え益々 「 冴え 」 を見せている 。 交通事故対応の際 、 イラク 国内における米軍病院の医療レベル ( レベル4が最も難しい医療を提供でき 、 数字が下がるほど質が落ちる 。 ) を入 手してきたり 、 会議準備をさせれば 、 場所の手配からプレゼンの準備まで 「 そつ 」 なく実施する 。 またサマーワに関係 する安全情報を入手した際 、 日本語訳を実施させているが 、 バグダッドに来た当初に比べればその精度は雲泥の差 。 であり 、 最近では 、 ほとんど私が修正しなくともよい程度に開訳するようになっている 。

先日 、 1次空自バグダッド連絡葬受入れの際 、 コンテナ等の荷物を運ぶためコアリション ・ オペレーション部からピッ クアップ ・ トラックを借用する予約をしていた 。 ところが当日になって 、 コアリションの誰かが無断使用していたため費 用できなかった 。 破れている1次空自連絡族の方々に申し訳ないが 、 折り返し輸送をする必要があると思いながら軍 用バグダッド空港に出迎えに行った 。 すると ポ ンコツ ・ ビック ・ アップ ・ トラックをどこからか調達してきてパグ ダッド空港までやってきた 。 入手先を聞いてみると 、 3軒となりの米軍コンテナで事務仕事をしている米陸軍伍長 ( ほと んど面識はない ) からこのポンコツ車を借用してきたとのこと 。 お陰で折り返し輸送することなく円滑に出迎えができて

の株価は急上昇していた ( 過去形 ) 。

帰国を間近に控え 、 多国籍軍のC - 1からBO ( 経歴 ) 提出の抜額があり 、 そのフォーマットが送られてきた 。 とこ ろが 、 それを確認しながら 、 なにやら不機嫌そうにブツブツ文句を言っている 。 何があったのかを尋ねると 、 「 C - 1の 、 野郎ども私を韓国人と勘違いしていて “ 金さんの次 ” だなんて言っているんですよ 。 」 とくちばしを尖らせている 。 よく見 ると 「 Next of an 」 ( 配偶者 ・ 最近親者 ) を記入する欄に文句をつけているようだ 。 辞書を調べるように言うと 、 ようやく 合点がいったようで 、 恥ずかしかったのか苦笑いしている 。 まだまだ修行不足であった 。