バグダッド日誌 (2006年3月12日)
バグダッド 日 誌 ( 3月12日 )
OFace to face
日本からの視察者がある場合は 、 CENTCOM ( シバ ) を通して手続きをし 、 必要な輸送支援も同時に要請している 。 どこの国でも同じようなことがあるが 、 現地レベルで要請しても受けることができない支援も上級部隊を通すと要請を受 けてくれることが多い 。 しかしながら 、 今回の日本からの視察における輸送支援は 、 タンパレベルでも 「 ヘリの交代時 期 」 との理由で支援は難しいと断られていた 。 毎朝の指揮官報告 ( BUA ) においてコアリションの視察者等を報告しており 、 その報告の中で 「 富士学校長 」 を 「 方面 総監 」 と間違って報告していたので 、 担当部署に訂正に行った 。 担当は先日1師団長が視察された時にヘリの調整を手 伝ってくれたの であり 、 彼は前回の1師団長視察の際 、 ヘリの調整で私に付き合ってC - 3AIRのヘリ担当に 口角球を飛ばして調整してくれた仲である 。 彼とは不思議と戦友意識のようなものがあり 、 指揮官報告のスライドを 「 方 面総監から富士学校長 」 に訂正してから世間話をしていた 。 「 今回の視察は 、 タンパからもヘリの輸送支援はできない と言われているんだ 。 」 と私が言うと 、 ウインクをして 「 なんとかしてみるよ ! 」
と
が 言ってくれる 。 しばらくす ると電話がかかってきて 、 「 God News ! 富士学校長のヘリがとれた 。 」 とのこと 。 この時期は砂嵐が発生しやすい時期で 、 航空機の運航が天候に影響を受けやすい 。 今回は 、 2日間砂風の影響を受 け移動ができなかった 。 空自のC - 130が飛べないと分かると 、 その時点で新たなオーダーをだして日本隊の輸送支 援を維持して運航してもらった 。 多国籍軍司令部となると視察者も多く調整も大変なようだが 、 日本隊はかなり優遇して もらっているようである 。 今更ながら 、 面と向かって実施する調整の強さを感じている 。
バスラLO日々業務報告 ( 3月12日1900 )
バスラ空港
1 警戒態勢
( 警戒態勢 ) :
2 特記事項
3 本日の業務
( 1 ) 情報要求対応
| SSR ( ISFの戦力化の状況 ) 、 MND ( SE ) の将来計画 、 IED及びIDF関連情報 、 デモ関連情報等 | ( 2 ) 定例情報収集 : ( 3 ) 定例会議への出席 : 師団朝 ・ 夕会議 、 J2 ・ J3 ・ J9認識統一会議 ( 4 ) 副師団長サマワ訪問 ( 23日 ) 、 J1 / 4部長サマワ訪問 ( 21日窯 ) 等調整
4 明日の予定
( 1 ) 情報要求対応 、 定例情報収集 ( 2 ) 定例会議 ( 3 ) 輸送調整 ( CCN取得 )
5 その他 ( 備考 )
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R & R