バグダッド日誌 (2005年12月16日)
| バグダッド日誌 ( 12月16日 )
Q LO秘密会前に出席 ? ! ・ モンゴルLO ( 大佐 ) が私の所にコッソリ近寄ってきた 。 「 今日の夕方日本コンテナにお前を迎えに行く 。 いいか ? 」
何やら怪しい雰囲気がして 「 どうしたの ? 何かあったの ? 」 と聞いても 、 「 それは後から言う 。 夕方時間はあるか ? 」 「 いいけど … … 」 , 「 よし , 1845にお前の所に行くから 、 持っててくれ 」 ・ 約束の時間に大佐が来て 、 大佐のコンテナに連れて行かれる , ベッドと机の他は何もないコンテナに独りで住んで る 。 日本のコンテナが如何にすばらしいかこれを見ると分かる 。 「 月に2 ~ 3回 、 ここかブルガリアか 、 ポーランドLO のコンテナに集まって 、 トランプやってるんだ 。 近々ブルガリアも帰国するから 、 今日はお前を呼んだ 。 帰る前にお前 と一度ゆっくり話してみたいと言ってた 。 」 という 。 ( 40過ぎたおっさんが集まってトランプもないだろ … 「 魔法の水 」 でも出てくるのかな ? ) と湖しつつ 、 しばらくモンゴル大佐の部屋で雑談した 。 ・ ブルガリアLOのコンテナに行った 。 夜のコンテナもまた 、 ベッドの他はテレビどころか魂すらない 。 衣装ケースを テーブルにして 、 いくらかのスナック菓子とソフトドリンクが準備されていた 。 ( マジでジュースとトランプ ? ) と思いつ う 、 うれしそうに迎えてれたブルガリアLOにお礼を言う 。 「 時々夜こうして集まって 、 話ししてるんだ 。 お前もずっと
誘いたかったが 、 今日になってしまった 。 個る前にお前とゆっくり話しがしたかった 。 」 とうれしくなるようなことを言う 。 しばらくして 、 ポーランドLOも来て4人がそろった 。 ・ イラクの現状認識 、 民主化の行方等についてそれぞれが襲手なことを話すうち 、 本当にトランプが始まった 。
モンゴルポーカー 、 ブルガリアとポーランドのゲームを説明してくれるが 、 ルールがよく分からない 。 「 日本のゲーム を教えろ 。 」 と言われ 、 「 オイチョ ・ カブ 」 を説明し 、 何度かやってみた 。 「 日本人のトランプは難しい 。 」 との感想だった 。 ・ 結局 「 魔法の水 」 はなく 、 40ぎのおっさん4人 ( 3人がスキンヘッド ) が 、 コーラ片手にトラップした ( けし ) 。
なんとも面白い光景だった 。 トランプしながらも 、 イラク情勢 、 自国の歴史 、 日中韓の問点等々4人が自分の意見を それぞれ話し 、 最後はモンゴル大佐が話をまとめる 。 そんな繰り返しであっという間に時間が過ぎた 。 まじめな話し もしたが 、 最後は 「 下ネタ 」 になった 。 私が 「 この手の話しは世界共通だな 」 というと 、 ブルガリアが 「 当たり前だろ 。 世
界中のどの国にも 、 男と女しか住んでないんだから , この手の話しをしない奴はいないよ 。 」 ・ 結局 、 4時間ほど 『 LO機密会議 」 は続いた 。 彼の他には同胞も居らず 、 テレビも私もい部副でブルガリアLOは 、 体も休日もなしに約1年ここで勤務した 。 時々近所のコンテナに住むLOが集まってトランプすることが彼の一番 の楽しみだったと思うと少しかわいそうな気もする 。 ・ 3人が 「 いつか日本に行きたいが 、 日本語は難しいからお前が案内してくれ 。 」 という 。 「 旅費は自分で出すならい いよ 。 」 と言ったらとてもウケた 。 ほんとにいつか彼らが日本に来てくれたらきっと楽しいだろうと思う 。 これも , パグ ダッド動怒らではの経験かと思う 。 オッサン4人の楽しいが少し寂しい 『 Lo郷密会業 」 だった 。