バグダッド日誌 (2005年12月15日)

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| バグダッド 日 誌 ( 12月15日 ) |

0 イラク選挙当日のイラク陸軍司令部は 、 * ・ ハンガリー陸軍大佐は 、 NATOの枠組みでイラク陸軍の育成支援を担当している 。 彼もまもなく帰国する 。 帰国前 に是非会いたいと思っていた 。 どうせ会いに行くなら 、 イラク選挙当日の司令部の補子を見てみたいと思い 、 相手の

迷惑も顧みず 、 挨拶ついでに司令部内の案内をお願いした 。 嫌な願一つせずに 、 引き受けてくれた 。 ・ 今朝滅挙開始直後に 、 立の米国大使館の近傍にIDF ( 間接照準火器 ) 攻藤が発生し , 数名が負傷するという車案 が発生した 。 その他にも 、 ザルカウィのテロ予告等の情報もあった 。 本日 , イラク全土の警備を担任しているイラク 「 陸軍司令部内は 、 「 蜂の巣をつついたような状況 」 だろうと予想しつつ司令部の建物に向かった 。 ・ 大佐の執務室で 、 「 本日のイラクの状況は 、 10月の国民投票の時よりもか 」 と国内の状況の概要を説して頂 いた 。 その後 、 司令部内の作戦面を研修したが 、 将校と思われる数名と米国人二人が所在なげに座っている 。 彼ら の様子を見ても 、 今日のイラク国内の状況が静かであることが伺えた 。 ・

多国籍中との協同作戦とはいいつつ

のは相当大変 「 だろうと思う 。 ・ しかし 、 動しているイラク人達は徳れた様子もなく 、 対立った様子もない 。 市ヶ谷勤務特に経験した 、 イラク派

造開始当初の状況や 、 国際隊派遣 、 災害派遣等のオペレーションを行っていた時の状況と比べると 、 率直に言って 「 あれ ? こんなもの ? 」 という印象であった 。 ・ イラク国内の状況を説明してくれたボルトガルの大射は 、 「 70名程度の人数でこれだけの地域に限開するこれだ 「 けの部隊の作戦を指揮統制するのは 、 全くばかげてる 。 」 と言っていた 。 しかし 、 そう感じているのは支している側 だけなのかも知れない 。 今日を迎えるまでの警備準備の業務で 、 既に敏労感幕う彼ら支理要員に対し 、 当のイラク

軍人常はとても元気そうに見えた 。 ・ イラク陸軍の程度 、 中でも同令部内に動務する将校達の能力はよくわからないが , 今日の話と実際に見た司令部

の雰囲気からは 、 束だ厳しいものがあると感じた 。 ・ ラクにとって歴史的な日といわれる今日 、 母の巣をつついた様な状況で指揮幕僚活動をするイラク人の構を

期待していただけに肩すかしを食ったような気分だった 。 来年 、 私が帰国した後 、 今度は彼が私の職場を訪問する ことを約束して大佐と別れた 。 その時 、 今度は私の方が蜂の巣をつついたような状況になってないことを祈りたい .