バスラ日誌 (2006年7月3日)
1 MND - SE管内の状況 、 IT
バスラ日誌 ( 7月3日 ) - 160号 ( ネ快式会チ ) -
14日 、 0900をもって
を遮断する 。 いよいよ先発及び主力の移動が目前に迫ってきた 。 これまで 、 師団がどう考えているか 、 司令部の雰囲気は 、 あるいは我々の近況は 、 さらにはサマワに対す
る感謝 、 または意見具申等 、 様々なことを伝え 、 喜んで頂いたり 、 お叱りを頂いたりしてきたが 、 本日を 「 もって最終号とし 、 残る詰めの業務に専念したいと思う 。 最後のお1人が 、 無事クウェートに到達するま 「 で 、 全力を尽くして我々に与えられた任務を完遂したいと思う 。 『 皆さん 、 クウェートで会いしょう ! 』 2 バスラは 、 距離及び脅威のため移動の制約があり 、 電話とEメールという限られた連絡手段のみによっ て意思疎通を図らねばならず 、 サマワの関係者の皆さんには色々とご迷惑をおかけしたかもしれない 。 し かし 、 我々バスLOは 、 を中心に日本隊の任務達成のために最善を尽くしてきたと自負してい る 。 相手が何を必要としているか 、 相手が何をしてもらえば任務を完遂できるのかを常に考える 、 相手の
視点にたった思いやりの姿勢で最後まで勤務していきたい 。 9 バスラLO情報担当として 、 「 緊急情報の即時報告 」 、 「 使用者が利用しやすい情報資料の提供 」 を心掛 けて勤務してきたつもりであるが 、 至らない点もあり皆様にご迷惑をお掛けしたかもしれない 。 ほとんど の他国軍軍人は 、 我々LOが日本人と接する初めての機会であったと思われるが 、 班長を筆頭に 「 勤勉な 日本人 」 の印象を持ったのではないかと密かに思っている 。 戦後 、 日本は奇跡の復興を果たした 。 その理
由が 「 勤勉さ 」 にあると他国軍軍人は 、 感じているようである 。 4 バスラで勤務して 、 多国籍師団の作戦を目の当たりにすることができた 。 今思うと 、 状況は常に変化し 、
また様々な出来事があり 、 あっという間に時が流れていったような感じだ 。 その間 、 多国籍師団とサマー * ワとの架け橋として勤務できたことに幸せを感じている 。 また 、 多国籍師団から受けた数多くの支援や日
本 、 サマーワ等からの激励には感謝の気持ちで一杯である 。 勤務を振り返ってみたが 、 まだ終わったわけ ではないので 、 最後まで任務が全うできるように気を引き締めていきたい 。 6 バスラ4名 、 最後まで極めて健康 英軍病院受診回数っ ! サマワから送ってもらったO虫の薬のみ !