バグダッド日誌 (2006年5月20日)

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バグダッド 日 誌 ( 5月20日 )

○指揮幕僚活動雑感

米軍の指揮 ・ 事徴活動はトップ ・ ダウン形式であり 、 日本のそれはトム ・ アップ式であると良く耳にする 。 なるほど 、 ここにキャンプ ・ ヴィクトリーにおいても 「 米軍はトップ ・ ダウンだな 。 」 と感じることが多々ある 。 もっとも課徴的に感じるの は 、 BUA ( 朝の指揮官報告 ) においてNINF - 1司令官 ケーシー大将の武向に答えるのはMNC - 1司令官 トである 。 「 が 、 具体的な数字を確認した場合でも即座に

が回答している 。 日本であれば担 当が分厚い資料を我認して答えるであろうと感じるのだが . . . この間 、 米軍幕僚の担当部署はどうしているかというと 、 「 もうすでに視しているから 」 と言わんばかりの態度に私には見えてしまう 。

多国籍軍司令部において私が経敗した 「 極めて限られた世界 」 での 「 限られた勤務期間 」 を通じたことで恐縮である が 、 「 米軍は約5 ~ 10 % 程度のもの凄く優秀な人が 、 その他大勢を導いている 。 」 ように感じる 。 白頃 、 米軍人とのな にげない交流を通じても 、 日本では想像もできない人がいる 。 これは良い意味でも 、 悪い意味でもある 。 低秀な救 パーセントの人 ( 大佐クラス以上 ・ サージャン ・ メイジャー ・ クラスはほぼ100 % ) の立ち居振るいは素晴らしく 、 スマ的オーラを一課にして感じることができる 。 また 、 その他大勢の方は 、 おおよそ日本ではチョット . . という仕事ぶり で 、 得てしてこれらの方々が尊大な態度をとっている 。 トップ ・ ダウンとボトム ・ アップのどちらが優れているかと比べるつもりは毛頭ない 、 米国は多民族因家故の強みと弱 みを持っており 、 日本も単一国家故の強みと弱みをあわせ持っている 。 このため 、 米国には米国の風土に応じた方法 で 、 日本もまた土に応じた最も効果的な方法で指揮幕僚活動を実施していると感じる 。 「 三人寄れば文殊の知恵 」 「 和をもって尊しとなす 」 風土で育った私は 、 日本のやり方を大切にしつつ 、 米国式の良い ところを学び 、 仕事の仕方を刈和させながら勤していきたいと感じている 。

バスラLO日々業務報告 ( 5月20日1900 )

区分

バスラ

1 事流装勢

(

部品 ) :

2 特記事項

3 本日の業務

( 1 ) 情報要求対応

SSR ( ISFの戦力化の状況 ) 、 HND ( SE ) の将来計画 、 IED及びIDF関連情報 、 デモ関連情報等 ( 2 ) 定例情報収業 : [ 3 ] 定例会議への出席 : 司令部朝 ・ 夕会議 、 J2 ・ J3 ・ J9認識統一会議 ( 4 ) 航空請送調葬

小情相去求对达 、 定例情報收集 ( 2 ) 定例会議出席 ( 3 ) 航空輸送網を持

4 明日の予定

5 その他 ( 備考 )

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