バスラ日誌 (2006年4月17日)

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MND - SE管内の状況際 」

バスラ日誌 ( 4月17日 )

1 最近特に多くなってきているが 、 ここバスラでもロケット弾攻撃を受け 、 そのような環境にいることを 強く意識せずとも 、 脅威に対して敏感になっていると感じる 。 昨日 、 が書かれたように 「 ドアの

まる音 」 ( 着弾音に非常に似ている ) にも反応するようになる 。 戦力回復が終わり 、 そのような場所に 帰っていくにもかかわらず 、 私もと 同じように 「 我が家に帰ったような感覚 」 を感じた 。 安全な キャンプ ・ バージニアにいるよりも 、 バスラに帰りたいと思った 。 そして 、 これは私だけではなかった 。

戦力回復から帰ってきた時 、 居室コンテナハウスの中で私に 「 なんか帰ってきて 、 ホッとしま した 。 」 と話したのを覚えている 。 また 、 これは日本人だけが感じるわけでもないようだ 。 戦力回復から 帰ってきた直後 、 J - 9の仲間と雑談をしている時 、 「 バスラに帰ってきてどうか 」 と聞かれたので 、 「 ちょっとおかしいと思うだろうけど 、 我が家に帰ったような感覚だ 」 と答えると 、 「 自分もそう感じたし 、 そういう人間はたくさんいる 。 」 と言っていた 。 それはなぜだろう 。 私は 「 信頼す る仲間たちがいて 、 そこに自分の居場所があるから 」 帰りたいと感じるのではないかと思う 。 実際 、

「 は 、 帰ってきたことをすごく喜んでくれた ( 人数が増えて 、 業務が楽になる からか ? ) 。 また 、 MND ( SE ) のJ - 9のみんなも温かく迎えてくれた ( 提手をして 「 良い体戦だっ たかい 」 と聞くのが定番 ) 。 「 自分が存在する価値を自分自身で確認でき 、 かつそれを認めてくれる仲間 達がいる場所 ( = 自分の 「 居場所 」 がある所 ) に帰りたかった 」 のではないかと今は感じている 。 今後も 任務達成のため 、 その信頼する仲間達とともに頑張っていきたい 。 「 人数が増えたから喜んだんじゃないよ 。 さあ 、 皆で ( 日本隊全員 、 多国籍軍 、 現地の方と ) 頑張ろう !

のみなさんは 、 予定通りバスラを発ち 、 昼過ぎにはサマワに到着されたと連絡 を受けた 。 こちらでは 、 各部長等と多くの会談を実施され 、 有意義に過ごしていただいたのではないかと

思っている 。 高機動車整備も英軍整備工場を借りることができ 、 予定よりも早く終了した 。 3 本日快晴 、 午後から風強し 。 バスラ4名 、 極めて健康 。

室長 、