バグダッド日誌 (2006年4月2日)

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| バグダッド 日 誌 ( 4月2日 )

Oアジアの友人

球春到来 、 日本のセントラル ・ リーグも開幕し 、 春の高校選抜野球も大詰めである 。 ここキャンプ ・ ヴィクトリーでは 、 今なお新しく知り合いになる米国人とはWBC ( ワールド ・ ベースボール ・ クラッシック ) の話題から始まっている 。 日本 が優勝して以来 、 我々も本当に鼻が高い 。 「 しかしながら 、 準決勝で惜しくも日本に敗れた韓国に気を使い 、 韓国の連絡幹部の前では野球の話しをするのを控 えていた 。 昨日夕食で同席した韓国少佐が期せずしてWBCの話しをしてきた 。 内心穏やかではないのであろうが 、 日 本の優勝を祝福し 、 「 本当に日本は強い 。 韓国は日本に10年は遅れている 。 」 と言ってくれる 。 我々も 「 運が良かった こと 」 、 「 予選では韓国に2連敗していること 」 を強調する 。 お互いに謙遜のしあいである 。 この 「 謙譲の美徳 」 は 、 アジア独特のものではないかと感じている 。 自己主張の強い欧米人からすれば何を卑下し あっているのかと思うだろう 。 「 キャンプ ・ ヴィクトリーでは日本にとって韓国は 「 アジアの良き友人でありライバル 」 である 。 コアリション ・ オペレーショ ン部内でも朝一番にきて 、 一番最後に帰るのは日本と韓国である 。 現在の日韓の微妙な関係に全く影響されず 、 良き 友人として日韓お互いに切磋琢磨している 。

○電

今朝5時半頃 、 「 ドーン 」 というすごい音で目が覚めた 。 「 迫撃砲でも落ちたか ? 」 と思ったが 、 雷であった 。 朝から断 続的に雷が落ち 、 稲光が上空を走っている 。 雨も激しく降っており 、 キャンプの彼方此方が冠水している 。 音に大変敏感になっており 、 断続的な雷音は堪らない 。 鈍より曇った空を見ながら天候の回復を待っている 。

バスラLO日々業務報告 ( 4月2日1900 )

バスラ空港

1 警戒態勢

( 警戒態勢 ) :

2 特記事項

( 1 ) 情報要求対応

SSR ( ISFの戦力化の状況 ) 、 MND ( SE ) の将来計画 、 IED及びIDF関連情報 、 デモ関連情報等 ( 2 ) 定例情報収集 : ( 3 ) 定例会議への出席 : 司令部朝 ・ タ会議 、 J2 ・ J3 ・ J9認識統一会議

3 本日の業務

( 1 ) 情報要求対応 、 定例情報収集 ( 2 ) 定例会議

4 明日の予定

5 その他 ( 備考 )