バグダッド日誌 (2006年3月25日)

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| バグダッド 日 誌 ( 3月25日 )

○米陸軍はすごい ? ? 23日にインターナショナル ・ ゾーン ( キャンプ ・ ヴィクトリーから約15km東にある多国籍軍司令部の一部 ) で調整を 終え 、 キャンプヴィクトリーに戻るためヘリパッドで待っていたところ 、 ヘリの故障のため10時間待たされてしまった 。

「 はヘリの待合室で各軍の装備研究に余念がない 。 オーストラリア軍のガード ・ フォースが機関銃と 拳銃のダブル装備をしており 、 機関銃にはシュア ・ ファイアー ( スペシャル ・ フォース御用達のライト ) が装着されていた 。 オーストリアのガードは 、 エアポーン出身でCQB ( Close Quarter Batte : 建物内の掃討教育も受けているとのことで あり 、 興味のあることは英語ができなくてもコミュニケーションとって情報を入手していた 。 ヘリの修理に時間を要し10時間も待たされたため 、 待っている米陸軍の4人のパーティが 「 キレ 」 てしまい大の字に なって地面の上に寝はじめた 。 海兵隊はさすがにトレーニングされており 、 国連職員等のノン ・ ミリタリーの方に席を譲 り 、 その後も立ったまま本を読んでいた 。 本軍は 、 ガードを担当していた2人は機関銃をもったまま 、 アマーも脱がず 涼しい顔で待っている 。 この光景を見ながら 、 米陸軍は人が多いため中にはあまり訓練されていないのもいるのかと 感じたが 、 海上自衛隊の の 感想は違っていた 。 「 米陸軍はすごいですね 。 どこでも寝れるんですね 。 」 であっ た 。 確かに 「 視点が変われば 、 そうなのか ? 」 とも感じた 。 ( 野崎 ) O夏の訪れ 最近のバグダッドの気候は日中は30℃近くまで気温が上がるが 、 乾燥しているため心地よい 。 バグダッドに到着し たばかりの頃は5時半にはもう真っ暗であったが 、 日も長くなってきており6時半頃まで明るくなっている 。

燕が一羽矢のようにパレス ( 多国籍軍司令部 ) の方に飛んでいくのを見送り 、 もうすぐ夏が近いと感じている 。 雨季 が終わり 、 いよいよ夏になる 。 今年の雨季は雨が少なかったそうだ 。 砂嵐そして内熱の夏の訪れはもうすぐである 。