バグダッド日誌 (2006年3月18日)
バグダッド 日 誌 ( 3月18日 )
OSNRカンファレンス ・ アイス ・ ブレーカー
昨日タ 、 SNR ・ カンファレンス ( シニア ・ ナショナル ・ レプリゼンタティブ ・ カンファレンス : 各国代 表者会議 ) に先だって実施されたアイス ・ ブレーカー ( 懇親会 ) に 、 群長の代理として参加した 。 コアリ ) ションから沢山の将官が参加しており 、 豪華絢爛な懇親会であった 。 「 MND ( CS ) ポーランドの師団長と挨拶していた際に 、 丁度
が来られた 。 師団長は 、 に 「 こちらに移動するため離陸した途端 、 RPGの攻撃を受けました 。 これを避けるためにヘリが 相当揺れました 。 」 と 、 こともなげに報告していた 。 さすがの
も大変驚かれ 、 無事の到着を心 から喜んでおられた 。 ( 野崎 ) ○大工の棟梁
「 日本隊が居住するコンテナからシャワー ・ トイレまで片道約500m弱ある 。 雨が降ると田んぼのように ドロドロになり 、 シャワーに行く気が起こらないほどだった 。
最近 、 この道に木製の通路を設置するため 、 日本隊コンテナの真ん前で10人ほどが大工仕事をしている 。 この大工の棟梁と親しくなり世間話の花を咲かせている 。 この棟梁は 、 米陸軍を退役してKBR ( ケロッグ ・ ブ ラウン ・ ルーツという米軍を支援する民間会社 ) に入り 、 KBRの木工職員として2度目のイラク勤務だそ うだ 。 1度目は2004年で半年間 、 今回はもうすぐ1年になり 、 まもなく帰国するという 。 「 私がいつも棟梁と呼んでいると 「 トウリョウ 」 って何だと聞くので 「 Chief Of Carpent er 」 だと答えると満足している 。 いろいろ話しを聞いてみると 「 馬鹿息子の大学進学のためここで頑張っ ているんだ 。 1年間で8万ドル持って帰れる 。 でも馬鹿息子の野郎ライフ ・ セーバー ( 女性にもてる職業ら しい ) になりたいと言ってやがる 。 俺は 、 息子に弁護士になって欲しいと思っているんだ 。 もし大学に落ち たらケツを蹴っ飛ばしてやる 。 」 と息巻いている 。 でも分かれ際 、 優しい父親の顔になり 「 息子が弁護士に なるために 、 もう一回ここで働くつもりだ 。 」 と言っていた 。 「 アメリカも日本も大学受験を控えた子供を抱える家庭は大変だと感じるとともに 、 「 親の心 、 子不知 」 な のだなと感じた 。
バスラLO日々業務報告 ( 3月18日1900 )
区
分
バスラ空港
「 警戒態勢
( 警戒態勢 ) :
Es
2 特記事項
3 本日の業務
( 1 ) 情報要求対応
SSR ( ISFの戦力化の状況 ) 、 MND ( SE ) の将来計画 、 IED及びIDF関連情報 、 デモ関連情報等 ( 2 ) 定例情報収集 : ( 3 ) 定例会議への出席 : 司令部朝 ・ 夕会議 、 J2 ・ J3 ・ J9認識統一会議 ( 4 ) 臨時情報要求対応 、 訪問調整 ( 4件 ) 等
( 1 ) 情報要求対応 、 定例情報収集 ( 2 ) 定例会議 、 指揮官会議参加
4 明日の予定
5 その他 ( 備考 )