バグダッド日誌 (2005年12月10日)
バグダッドLの日々業務報告 ( 12月10日1900 )
区
分
( 1 ) サマークに直接影響を及ぼす脅威情報
1
戒態勢神
( 2 ) イラク全域に係る脅威レベル 。
サマーワ及びパスヲは ト バグダッド及びモスルは
ラマディは
H 2 特記事項
「 情報収票及び情報資料の送付帯 3 本日の業務
| 情報収集及び連絡調整
4 明日の予定
5 . その他 ( 備
バグダッド 日 誌 ( 12月10日 ) 」
0 イラク軍との道題 ・ ・ 基地内を車で走っていると 、 イラク軍の車列にした 。 米軍の装甲車10数両を道路脇に停車して 、 「 何かやっているようだった 。 これだけの数のイラク軍を見るのも珍しい 。 話を聞いて 、 出来れば写真も撮 「 りたいと思ったが , 助手に撮ったら何かいわれると思いL04名で恐る恐る近づいた 。 ・ 我々を差つけるなり 、 「 ヤバーニ 」 といながら10名近くのイラク兵が近づいてきた 。 チョット怖かった 。 一番心配し たのは 、 「 武器 ・ 弾薬を取られないか ? 」 、 「 変なことされないか ? 」 だった 。 さすがに私以外の3名も 、 武器を手で しっかり押さえていた 。 ・ 「 サマーワから来たのか ? 」 、 「 日本人だ ! 日本人だ ! 」 、 日の丸を指さしながら ) 「 日本の国故を知ってる 」 等々
集まってきたイラク兵連が口々に言ってくる 。 ( アラビア語なのでよく分からないが 、 多分こんなことを言っていたと う 。 ) 「 一補に写真を撮ろう ! 」 壁かが言ったのか 、 私を中心にみんなが機能の障型に移動し始めた 。 ・ 距離が出来たので 、 よく見ると着ている照 、 鉄帽 、 アーマーが全員バラバラ 、 一人の兵士が私にこれをかぶれと鉄 「 相を差し出してくる 。 手に取ると 「 うそっぱち 」 ( プラスチック製 ? ) だった 。 にいつらこれで戦うのか ? ここで何してる のか ? ) と思い 、 聞いてみるが 、 英語は全く通じない 。 何を言っても 「 ヤバーニ1 」 、 「 ヤバーニ 」 」 を繰り返す 。 ・ 近くにいた彼らの調練を指導している様子の米兵軍によると 、 「 検問所での勤務要領を訓練した帰り 」 とのこと
だった 。 車列を整然と養列させている様子だけを見ると 、 もしかして米軍より純度が高い ? と感じた 。 個々の兵隊は 「 お調子者 」 ばかりのようで 、 彼らを指導する米兵は 、 大変だろうと思う 。 新たなイラクの国造りには 、 彼らの信頼性 ・
純度の向上が 、 不可欠なだけに 、 双方とも頑張って欲しいと思う 。 ・ 彼らの言動に 、 我々日本人に対する親近感を強く感じた 。 恐らく初めて会う 「 日本人 」 に一生懸命話しかける彼ら 「 は 、 本当にうれしそうだった 。 最初は少しとまどいも感じたが 、 彼らと会えて 、 とても楽しい気分になれた 。
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