バスラ日誌 (2006年5月22日)

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MND - SE管内の状況 脳

バスラ日誌 ( 5月22日 )

1 お隣コンテナの警備中隊の人達は 、 昨日でコンテナを引き払い 、 テント地区へ引っ越して行った 。 あと 6日 ( 今日1日減って5日 ) で帰国できるということで 、 表情はとても明るい 。 「 日本に帰れるのはいつ 頃 ? 」 『 あと2 ~ 3ヶ月後と思う 。 」 「 まだ 、 長いね 。 」 『 また 、 どこかで会いましょう 。 」 「 食事には 来るからまた食堂で会えますよ 。 」 、 そういう意味じゃないんだけど … 。 まあいいか 。 一時 、 かなり いけてるんじゃないかと勘違いした英語も 、 また壁にぶちあたったようで 、 業務の合間に少しずつ勉強し ながら 、 さらなる向上の道を探っているところである 。 ( 学び 、 かつ戦う ! )

2 多国籍軍団イラク ( MNC - 1 ) は 、 イラク ・ クウェート国境通過点サフワン及びMSRタンパを変更 し 、 新国境通過点をカバリ ・ アラワゼム ( K - Crossing : キーロ ・ クロッシング ) に 、 MSRをアスペンに 切り替える予定である 。 当初 、 7月31日から北上輸送車両はアスペンを 、 南下輸送車両はタンパを使用 させ 、 MSRアスペンの輸送許容量をチェックするらしい 。 この際 、 民間契約輸送会社の操縦手について は登録しておくことが必要となり 、 IDの交付を受けないとK - Crossingを通過できないとのことである 。

9月1日からは 、 引き続き上記一方通行を維持するが 、 0500から1700までの12時間のみ使用 を許可され 、 この時間以外イラク ・ クウェート国境を通過することはできないそうである 。 これが10月 一杯までの2ヶ月間実施された後 、 完全にMSRはアスペンに変更され 、 11月1日からは 、 時間枠なし の双方向通行となる 。 ダンパについては 、 イラク南東部の基地間の輸送のみ 、 使用を許可されるらしい 。 7月31日以降の道路使用 、 及び民間契約輸送会社の操縦手登録制度について 、 日本隊にも影響がでる 可能性があるので報告する 。 ただ 、 MSRアスペンの建設状況によっては 、 日程の変更もあるとのこと 。 この件については 、 先日のMJLCで簡単な説明があり 、 MND ( SE ) も各別命令を出したので 、 詳細 については 、 別途報告する 。

3 本日快晴 。 バスラ4名 、 極めて健康 。