バスラ日誌 (2006年4月3日)

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バスラ日誌 ( 4月3日 )

1 日誌には 、 業務に関連する情報 ( 問題のない範囲で ) 、 近況報告 、 勤務雑感などに加えて 、 サマワの皆 さんに楽しんでいただこうと受け狙いバージョン等を書いて送ってきた 。 当初の間は 、 あまりふざけたこ とを書くのは憚られたが 、 だんだん慣れてくると 、 受け狙いの方が楽しくなってきて 、 調子に乗りすぎた 点があったと思う 。 何事につけても 、 過ぎたるは及ばざるがごとしであって 、 バスラは遊んでいるのでは ないかと誤解されたり 、 彼らは大丈夫かとご心配いただいたりしたようである 。 なかなか文章を書くのは 難しい 。 先週からしばらくの間 、 他の班員に任せてみると 、 みんな楽しそうに書き出したのでこれは当分 の間は書いてもらえると思ったのだが 、 やはり続けて書くとなるとかなりエネルギーを消耗するようだ 。 ということで 、 状況によっては休刊日もあるかもしれないということをご承知願いたい 。 断らずに休んだ ものだから 、 各方面からまた別のご心配をいただいてしまったようである 。 それからたまにはスミッティ やクウェート大使館の日誌も見てみたいものだ 。

2 英軍警察により一時拘束

バスラ着任時の挨拶以降話したことのないJ2部長が 、 突然私の机にやってきて 「 写真撮影に付き合っ てくれないか 」 と頼まれた 。 私は 、 困惑しつつも写真撮影に応じることにした 。 撮影場所に行くと 「 イギ リス警察の○○です 。 」 と年配の警官に突然自己紹介された 。 何故イギリス警察が写真を撮りたがるのか と許しく思いつつ 、 その警官と一緒ににこやかに写真に収まった 。 写真撮影後 、 自分の席に戻り仕事をし ているとこれまたJ2部長がやってきて 、 「 さっきはありがとう , 日本の将校は珍しいから写真を撮りた かったんだよ 。 」 とお礼と撮影理由を伝えてくれた 。 私は天然記念物かと思うとともに今後世界で特に イギリス + 英連邦では悪さはできないと思い 、 素直に写真撮影に応じてしまったのを若干悔やんだ 。

( 戰力回復終了 、 現在放電中 3 本日快晴 。 バスラ3名 、 極めて健康 。

移動中 )

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