バグダッド日誌 (2006年6月26日)
バグダッド 日 誌 ( 6月26日 )
C九十九里を半ばとす 。 12旅団長のサマーワ訪問が天候にも恵まれ滞りなく実施できた 。 バグダッド連絡班では日本からの訪問者の米軍 | ヘリによる移動調整と 、 当日のヘリ移動をウオッチしている 。 多国籍軍司令部の高官対応を担当するSCUS ( Secretary Chief of Joint Stafoという部署ともすっかり顔馴染みとなり 、 こちらから確認するまでもなく 、 先方からへ リの状況を逐一知らせてくれるまでに人間関係を築き 、 円滑な調整ができた 。 「 また日本からの訪問者のBIO ( 経歴表 ) を要請され 、 多国籍軍司令部に提出しているのだが 、 SCUSの方から 「 メイ | ジャー ・ ジェネラルは 、 米国に留学経験があるはずだ 。 」 とBIOの確認 ・ 訂正をもとめられる程 、 今回の訪問に対する 多国籍軍側の注目度が高かった 。 私個人にとっても 「 防大柔道部の大先輩 」 である旅団長の訪問であり 、 また同行 していた旅団防衛班長は私が防大指導教官していた時の 「 教え子 」 であることもあり 、 今回の訪問が円滑に実施でき たことを安堵し 、 また人の縁の深さを感じている 。
バグダッドでの勤務も160日を超えて業務にもすっかり慣れ 、 多国籍軍司令部との人間関係も完全にできている 。 ・ 「 どこを突くと上手く業務ができるか ? 」 も体得できた 。 撤収の重要な時期を迎え 、 「 百里を行く者は九十里を半ばと | す 。 」 の気持ちで今まで築いてきた 「 業務のコツ 」 と 「 人間関係 」 を活用して 、 サマーウが異状なく撤収できるように努 カしたい 。
昨日 、 サマーワが撤収の多忙な中 、 業務支援隊長から激励の電話を頂き 、 バグダッド連絡班5人を気遣って頂い た 。 バグダッド連絡班は益々士気高揚して 、 最後の大仕事に気力 ・ 体力を充実させ取り組んでいる 。
バスラLO日々業務報告 ( 6月26日1900 )
区
容
バスラ空港
1 警戒態勢
( 警戒態勢 ) :
トー
m
2 特記事項
2
. .
.
la 本日の業務
( 1 ) 情報要求対応
SSR ( ISFの戦力化の状況 ) 、 MND ( S ) の将来計画 、 ED及びDF関連情報 、 デモ関連情報等 ( 2 ) 定例情報収集 : ( 3 ) 定例会議への出席 : 司令部朝 ・ 夕会議 、 J2 ・ J3 ・ J9認識統一会識 ( 4 ) 航空輸送等調整等
4
明日の予定
( 1 ) 情報要求対応 、 定例情報収集 ( 2 ) 定例会議出席 3 ) 航空輸送等調整等
5
その他 ( 備考 )