バグダッド日誌 (2006年5月29日)
バグダッド 日 誌 ( 5月29日 )
○慣れたこと 、 慣れてはいけないこと
いこと . . . ここバグダッドに到着して4ヶ月以上が既に過ぎた 。 こちらの生活にも随分と慣れ 、 充実した毎日を送っている 。
到着当初は 、 言葉の壁も厚く特に英 ・ 豪LOの話す英語がほとんど聞き取れず 、 またコアリション各国の英語にもな かなか対応できなかったが 、 今はかなりコミュニケーションがとれるようになったと感じている 。 「 日常生活も完全に慣れた 。 食事については 、 時には日本食が恋しくなることもあるが 、 食堂で三食を美味しく食べて いる 。 また故障のため時折水しかでないシャワー ( 時には水すらでない ) にも慣れ 、 全く不足は感じない 。
生活のリズムも完全に掴み 、 コンテナ内で体力練成をしたり 、 多国籍軍の仲間を日本コンテナに招待したりと 、 色々 新しいことに取り組む余裕も出来てきた 。 「 しかし 、 安全に関することは全く慣れることなく細心注意を注いでいる 。 食堂に行く際も道路の端を歩き 、 待避壕の場 所が移動していないかを確認している 。 また爆発音等がした時はすぐに身を屈め安全の確保に留意している 。 昨日も キャンプ ・ リバティ ( 日本隊の所在するキャンプ ・ ビクトリー北に隣接 ) に迫撃砲による攻撃があり 、 キャンプ上空を米軍 攻撃ヘリコプターが警戒していた 。 身の危険に関することは引き続き慣れることなく 、 日々新たな気持ちで準備に怠り はない 。