バグダッド日誌 (2006年5月6日)
JAM Update : 06 May
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バグダッド 日 誌 ( 5月6日 )
Farewell Party コアリション ・ オペレーション部長
( コアリションにおける私の直接の上司 ) は 、 5月12日帰国予定で 、 帰国後はイタリア空軍エアー ・ オペレーション ・ コマンドの幕僚長として赴任されるそうである 。
は 、 大変日本最員でイラク派遣間にサマーワも訪問されている 。 我々日本隊に対して 、 日頃から気さ くに声をかけてくださり 、 准将の執務室でよくイタリアン ・ コーヒーをご馳走してくれた 。 挨拶は私から 「 ボンジョルノー 、 サー 」 と挨拶すると 「 オハヨー 、 ジャパニーズ ・ フレンド 」 と答えてくれ 、 時折私を 「 ボンジョルノー ・ ボーイ 」 と呼んだりする 。 先日の日本大使館 足木公使がキャンプ ・ ヴィクトリー訪問した際も 、 直接コアリション ・ オペレーション部の幕僚にア レンジメントを指示し 、 また 「 日頃の日本隊の活躍に対して御礼を言いたい 。 」 とのことで 、 懇談できる時間を設けて欲 しいと指示された 。 このように准将にはお世話になりっぱなしだった 。 昨日
の Farewell Partyが実施され26カ国の連絡幹部が集まり 、 将軍の任務完遂を祝福し 、 別れを 惜しんだ 。 パーティーには 、 ワインの変わりにグレープ ・ ジュース 、 シャンパンの変わりにシードル 、 ビールではなくノン アルコール ・ ビールでの宴だが 、 まるでアルコールが入ったように盛り上がった 。
Farewell Gitでは 、 各国いろいろな記念品を準備しており 、 米 ・ 英国 ・ 豪等多数の国はプラーク ( 盾 ) 、 韓国はMND ( NE ) 師団長からツー ・ スターのエンブレムのついたコーヒー ・ カップ 、 最も目を引いたのはヨルダンが 「 アラビアン模擬 刀 」 を贈っていた 。 各国がかなり趣向を凝らした贈り物を準備しており 、 我ながら自らの準備不足を痛感した 。 日本隊 は派遣部隊の記念コインを 「 気は心だ 。 」 と堂々とお渡しし 、 喜んで頂いたが 、 今後は何か工夫しようと思う 。
「 の後任には 、 イタリア陸軍准将が赴任されるそうである 。 また新たな体制で 「 日日に新たなり 」 の気持 ちで頑張りたい 。